宮城県作業療法士会

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県士会ニュース vol.164-3 2023.8.28

2023.08.28
県士会ニュース

理事就任挨拶

●理事 櫻井直人

 本年度企画調整部の理事、広報部の副理事を拝命致しました仙台リハビリテーション専門学校の櫻井直人と申します。以前は神奈川県の鶴巻温泉病院という所に勤めており、神奈川県士会に所属しておりました。

 企画調整部は様々な新規事業を立ち上げ、それを他の部署と連動し企画の計画、実行から定着までを目指す部署になっております。今年度は「作業療法士のなり手、担い手」を増やす企画を広報部と主に取り組んでいきたいと考えております。コロナ禍前は中学生を対象とした試みにチャレンジして参りましたが、今年度から進路選択を目前にした高校生を対象とした施設・病院見学等の機会の提供などを企画→実行→定着を目指して参りたいと思います。会員の皆様には今後ご協力の依頼等をさせて頂く事があるかと思います。その際は是非一緒に活動をして頂ければと考えております。

 尚、私は3士会が協働しております宮城県リハビリテーション専門職協会の事務局も担当しております。主に各市町村で行われております地域支援事業等にも関わっております。これに関しましてもご協力を頂きたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

●理事 鈴木美帆

 会員の皆様、こんにちは。今年度より理事の役割を務めることになりました鈴木美帆と申します。

 庶務部、福利部、訪問とリハビリテーション推進委員会を担当させていただきます。

 これまでコロナ禍の影響を受けた県士会活動ですが、これからはオンラインにとどまらず対面での活動機会も増えていくことと思います。会員の皆様には学びや交流の機会を通して素敵な作業療法(士)と出会い、現場での苦労や日頃の想いなどを分かち合いながら、皆様の「作業療法」を創り上げていただきたいと思います。そのための土台作りに精進します。どうぞよろしくお願いいたします。

●理事 西島里咲

 この度、宮城県作業療法士会の理事を拝命いたしました、栗原市立若柳病院に勤務しております、西島里咲と申します。理事という責任のある立場となり、身が引き締まる思いです。

  OTとなり20年余り、そのうちほとんどを宮城県作業療法士会にお世話になっております。事務局庶務部会議運営班、企画管理局企画調整班、運転と作業療法委員会にて活動をさせていただきました。また、外部専門家活用事業による支援学校訪問では発達障害分野の研修会等でたくさんのOTの先生方と交流させていただきました。

 理事という仕事は今までの臨床とも組織の管理とも地域支援とも違う、私にとって新たな役割と思っています。それでも、OTとして経験したことを活かし、宮城県全体はもちろん、特に所属先の県北地域の特性に合わせて、士会活動を支えることができるようになりたいと思います。

 まずはオンライン主流となった活動に早く慣れることができるようにという段階です。先輩理事の皆様、部・委員会に所属する委員の皆様に教えていただきながら、理事という仕事をさせていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

●理事 藤井貴

 引き続き理事を務めさせていただきます東北保健医療専門学校の藤井と申します。

  昨年度同様、学術部を担当させていただきつつ、新たに庶務部の運営にも携わることと相成りました。 立候補理由でも述べましたが、「研究等助成事業」の広報活動、興味や関心が持てる県学会運営、「研究活動支援・推進係を組織し、各事業の研究支援の要請に応じる」体系づくりに取り組んで参ります。

 微力ではございますが、更なる県士会の発展のために全力を尽く所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

●理事 村上友香

 この度、理事に就任いたしました村上友香と申します。

  私は、医療機関において急性期、回復期と経験し、現在は介護老人保健施設リンデンバウムの杜に勤務しております。職場のOTは私1人ですが、毎日飛び回って仕事をしています。

 気仙沼在住ではありますが、リモートでも積極的に県士会活動に参加できる環境ができてきました。 「県内どこにいても学べる、参加できる、相談できる」そのような県士会を目標に遠方ながらも貢献できればと考えております。

皆様、よろしくお願いいたします。

県士会ニュース vol.164-2 2023.8.28

2023.08.28
県士会ニュース

理事就任挨拶

●理事 相澤祐一

 この度、三期目の理事を拝命しました、相澤祐一と申します。広報担当としても三期目の担当となります。どうぞよろしくお願い致します。
 これまでの、取り組みとしては、1期目は、理事に就任し広報担当となりました。しかし、その当時は広報部の仕事内容を把握していくので精いっぱいの状況でした。また、広報部内の入れ替わりもあり、活動を維持していくだけで、余裕のない状況でした。
 前期の2期目は部長も兼任する事となり、広報活動の一つとして公式LINEを作成致しました。この公式LINEは主に研修会案内に使用しており友だち登録を研修会案内や県士会の重要な連絡事項が配信されます。ぜひ登録をお願い致します。また、昨年度になりますが、後半は各部の協力を得てホームページをリニューアルする事ができました。ホームページはその時々のトレンドがありますので、いいタイミングで新ホームページに移行でき良かったと考えています。見た目にもすっきりし見やすくなったと思います。皆様、新しくなったホームページをどうぞよろしくお願い致します。
 さて、3期目となった今年は、ホームページの充実、これまでずっと継続してきた県士会ニュース発行、他部門との連携を進めていきたいと思います。広報部長も今年度より新部長の吉田部長となりました。今後も各理事、各部門、また県士会員の力をお借りして広報部門を充実させたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。

●理事 荒井隆徳

 この度、宮城県作業療法士会(以下、県士会)の理事に就任致しました、仙台リハビリテーション病院の荒井隆徳です。県士会では長年、教育部中心に活動を行って参りました。これからは主に教育部と企画調整部を担当しながら、理事として県士会活動に従事いたします。

 コロナ禍により、リハビリテーション職に関連する研修会・講習会においても、以前はその多くが対面で行われておりましたが、オンラインでの実施が加速し、これからはよりハイブリット化していくことが想定されます。このような時代背景の中でも、実施方法や開催時間など研修会開催方法を検討しながら、県士会においても所属会員の学びをサポート出来るよう尽力して参ります。所属会員の皆様、担当部署の皆様、どうぞよろしくお願い致します。 

●理事 浮田徳樹

 この度、宮城県作業療法士会理事を拝命しました、東北福祉大学の浮田徳樹と申します。学術部及び福祉用具・環境調整委員会を主に担当させていただくこととなりました。学術教育局学術部では、県学会をはじめ会員の皆様が学術的研鑽を積むための土台を、間口を広げながら検討していきたいと考えております。また、特設委員会に分類される福祉用具・環境調整委員会の活動は、厚生労働省通知等からも作業療法士は福祉用具の包括的な評価・介入が専門職として期待されていることが明記されており、注力すべき領域のひとつだと感じております。まだまだ不慣れな面も多いですが、会員の皆様が作業療法士としての専門性をより発揮できるような支援を、士会活動を通して企画・運営していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

●理事 大塚英樹

 この度、宮城県作業療法士会の理事を拝命することになりました、公立黒川病院で作業療法士をしております大塚と申します。理事は今回で4期目となります。
 会員の皆様は「県士会の仕事」について、どのように思っておりますでしょうか?
・自分にはあまり縁がなさそう
・本務や家庭、プライベートを削ることはちょっと…
・県士会が何をやっているかわからないから、聞かれてもちょっと…
 周りで意見を伺うと、「大変で、面倒な作業」という答えが多く聞かれます。私も最初はそうでしたので、皆様がそう思うのも当然かと思います。諸先輩方の背中を追い、少しずつ、小さな役割を担う機会が増え、仲間が増え、喜びや楽しみ(時には面倒な作業もございましたが…)を得続け、今に至ります。私が理事として心掛けているのは、私自身がそうだったように、県士会がおこなっているたくさんの作業を皆様に興味を持ってもらえるように紹介し、一緒にやりませんか?と提案し、ともに喜びを分かち合い、県士会に入って、関わってよかったと思ってもらえる会員を一人でも増やしていきたい、ということです。少しでも興味がある作業を見つけた際は、ぜひ、ご一緒しましょう♪

●理事 熊谷篤史

 今年度より理事に就任しました公益財団法人宮城厚生協会古川民主病院所属の熊谷篤史です。2019年より県士会活動に参加し、主に生活行為向上マネジメント(以下M T D L P)の推進、普及を主とする活動を行っており、2022年度からは財務部の部長として活動しています。今回理事になったことで、県士会活動をより大きい視野でみていくことを心掛けながら、県の会員の方や県士会活動に協力していただいている方が活動を円滑に行えるよう努めていきたいと考えています。
 私自身まだまだ至らぬ点が多く、周囲の方々に支えてもらいながらではありますが、県士会活動が円滑に進み、県士会会員の皆様がより良い活動が行えるよう尽力していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

県士会ニュース vol.164-1 2023.8.28

2023.08.28
県士会ニュース

〜県士会員と伴に〜

常任理事 大黒一司

 理事としての2年間、会長をはじめとする15名の理事の力を結集し、県士会員の皆さんと伴に県士会運営に携わる所存であります。2019年度~2022年度(2期4年)において、宮城県作業療法士会の代表理事(会長)を務めさせていただきました。代議員制導入、ICTによる県士会活動の推進、臨床実習指導者講習会の開催、宮城県リハビリテーション専門職協会との連携などを含め、コロナ禍においても可能な範囲で、県士会員のご理解とご協力により県士会活動を進めて参りました。今後は、2023年度~2025年度の県士会重点活動項目(総会議案書承認)の遂行に向けて、県士会員の皆さまと伴に理事の一人として活動を推進していきます。
 県士会活動が進展そして一層の発展を遂げるために、会員の皆さま一人ひとりの可能な範囲での協力をお願いいたします。県士会員の皆さんの声に耳を傾けながら、理事としての責務を果たして参ります。よろしくお願いいたします。

〜就任挨拶〜

常任理事 熊谷竜太

 今期から事務局長を拝命いたしました熊谷竜太と申します。
 きっと会員の皆様の中にも「なぜ県士会や協会に所属しないとならないの?」「自分の時間を削ってまで県士会活動に参加する価値ってあるの?」と疑問を抱いている方がいると思います。そんな皆様に考えてほしいのが、『もし県士会や協会がなかったら作業療法という仕事は今どうなっていたのか。』です。私はこの疑問を解決しない限り、会員の県士会や協会離れは止まらないと考えています。また、これからの作業療法の未来をリードするのは、20代や30代の作業療法士だと思っています。そんな皆様の県士会活動に対する意見を教えてください。いただいた意見を真摯に受け止め、皆様にとって身近で頼りになる県士会を目指し尽力していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

県士会ニュース vol.163.2023.7.24

2023.07.24
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令和5年5月28日に令和5年度定期総会が開催され、15名の理事と2名の監事が決定しました!

 

一般社団法人宮城県作業療法士会 会長就任のご挨拶

会長 大内義隆

 2023年5月の定期総会にて会長候補として信任をいただき、その後の理事会にて一般社団法人宮城県作業療法士会会長(代表理事)に選定いただきました。これまで理事として12年間(うち副会長として8年間)活動してきましたが、このたび歴代の会長からのバトンを引き継ぎ第9代会長に就任することとなり、あらためて職務の重大さを認識し、身の引き締まる思いです。

 宮城県作業療法士会の定款は、理事会では変更できない組織の根本原則であり、会員の皆様との大切な約束事だと思っています。その第3条には、「県民の保健・医療・福祉の充実及び向上に寄与するため、作業療法士が学術研鑽、技能の向上に努め、リハビリテーションの普及発展を図る」と士会の目的が掲げられています。私は、この目的の達成に向けて、以下の3点に重点を置きながら、士会活動の更なる発展に努めて参ります。

1. 「教育」について
各会員が学術研鑽や技能の向上に積極的に取り組める環境を整えるため、研修会体系を見直し、より自由度の高い参加形式の導入に向けた検討を行います。また、より充実した教育プログラムを提供し、個々の会員の成長をサポートします。

2. 「作業療法士の地位の向上および社会貢献の促進」について
作業療法士が、地域社会でより一層求められる職種として地位の向上を目指し、そして社会貢献の機会を増やしていくために、日本作業療法士協会や他の職能団体と連携しながら活動していきます。

3. 「組織力の強化」について
「組織力の強化」は、すべての活動を推進するために不可欠なものです。士会活動は、会員の皆様からの会費と、士会の各部や委員会などの活動に献身的に取り組む会員によって支えていただいており、役員を含む全ての会員が無報酬で活動しています。このような士会の活動を持続可能なものにしていくためにも、各会員の負担が過度にならないような仕組み作りに努めていきます。

 地域包括システムの更なる推進が求められる中、生活行為(活動や参加)の専門家である作業療法士への期待は、大きくなっていると感じています。今後も、会員の皆様と共に、作業療法士の普及発展に取り組んで参りますので、引き続きご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。




常任理事(副会長)を拝命致しました

副会長 淀川裕美

 この度、令和5年5月28日の役員選挙をもちまして理事を再任し、常任理事(副会長)を拝命いたしました淀川裕美と申します。以後、少しだけ自己紹介をさせて下さいね。
 宮城県作業療法士会において理事は2期目(3年目)です。作業療法士になったのは1997年でしたので現在はOT27年目になります。
 OTになりたての頃は長野県の病院で3年間勤務をしました。その頃は介護保険が施行される前でしたので、職場の先輩方は、ケアマネージャーの試験を受けるために、診療後も毎日賑やかに勉強会をしており、制度学習会を設けては、私たち新人も混ぜてもらったものです。2000年からは生まれ故郷である仙台に戻り、恩師や学生時代の先輩にも囲まれて切磋琢磨できることに安堵感と誇らしい気持ちを覚えました。
 沢山の方々に『仲間』として迎え入れてもらい、御指導を頂けたことが、私の誇りです。
この気持ちを、これからの県士会活動の中に反映させて、作業療法をより一歩前へ、多くの方と手を取りながら進みたいと思っております。




就任の挨拶

副会長 三浦晃

 このたび、3期目の就任となりました三浦晃と申します。
 一期目では、組織図改編で新設された部局連携室ならびに運転と作業療法委員会を担当いたしました。
 二期目では、さらに渉外部も担当させていただき、リハ専門職協会-当士会間の連動制や人選時のフローなどを構築し運用をしました。
 このたびの三期目では副会長を拝任し、一・二期目での役割を、今期は担当常任理事という立場で担わせていただくほか、部局連携室室長として、より機能的でフレキシブルな士会運営ができるよう、引き続き部局をまたぐ案件の対応に努めていきます。
また、今期の理事選の宣伝文に示した以下4点を公約として、精力的に進めていきます。
1. ワークライフバランスに応じた士会活動ができるよう、士会活動への様々な携わり方の構築・推進(新規)
2. 本務中における士会活動の是正(新規)
3. 地域包括ケア・地域共生社会・MTDLPに関する活動において、協会-士会および士会内の関連部局間の有機的な繋ぎ役を果たす(継続)
4. 地域支援事業における「作業療法士ニーズの創出・拡大」「ニーズに資することのできる人材の育成」「ニーズと人材のマッチング」の三位一体の推進(継続)
 これらを通じ、県内の作業療法士の活躍を後押しできればと考えています。


県士会ニュース vol.162.2023.5.3

2023.05.03
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県士会ニュース vol.161.2023.3.5

2023.03.05
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『事例』を通した交流会

企画調整部 未来を考える班 菊田唯人

 令和5年1月21日、オンラインにて『事例』を通した交流会が開催されました。
 ここ数年、宮城県作業療法士会では対面・オンラインともに交流会が行えていない状況でした。もともと8月に新人作業療法士の交流会として企画していましたが、コロナ禍で感染者数の増大もあり中止にせざるを得ませんでした。
 今回は参加対象者の制限を付けずに事例報告について、講話と実際の事例検討を行いました。参加者は計11名でした。講話は東北文化学園大学の高木大輔先生から自身の経験も併せてお話していただきました。

 事例検討では2事例有志で出していただきました。
 金上病院の山口さんからは回復期での介入について、介護老人保健施設なかだの成田さんからは生活期での介入についての事例でした。ディスカッションでは明日から使えるアドバイスや情報がが飛び交う有意義な時間を事となりました!
 今回の参加者が中堅層が多かったのですが、このような交流会では新人・若手の方にも今後の臨床に役立つ内容が多いので今後は色んな年数の方にも参加出来るような内容を考えていきたいと思います。

 今回交流会を企画した理由としては、この企画調整部・未来を考える班は昨年度より特設でOTの未来を創造する会WG(宮城県作業療法士会Instagram参照
https://www.instagram.com/p/CY1KfiWPt8L/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)から企画調整部に移行し継続してきたものです。魅力ある県士会・県士会活動の視える化が出来るよう話し合いを重ねてこの交流会を企画させていただきました。活動自体は微々たるものかもしれませんが、今後も県士会員の皆様のご協力・ご意見のほど頂ければと思います。宜しくお願い致します。

 <大黒一司 会長より>

県士会ニュース vol.160.2023.2.2

2023.02.02
県士会ニュース

① 第23回宮城県作業療法学会を終えて

第23回宮城県作業療法学会 会長 小野咲子

第23回宮城県作業療法学会は2022年12月10日~25日のWeb開催を無事に終えることが出来ましたのでご報告させていただきます。

 参加者数は165名(宮城県士会員113名、他県士会員6名、非会員1名、学生45名)でした。アンケートにご記入いただいた方は59名、回収率は35.8%でした。

 コロナ禍のWeb開催も3回目です。実行委員7名と県士会学術部学会班の先生方の後方支援をいただきながら、ホームページや視聴動画の編集など業者に依頼せず、ゼロから作り上げてきました。参加者が視聴する手段もPC・タブレット・携帯と多様化している中で、分かりにくく見づらい画面もあったかと思いますがご容赦ください。

 今学会の大きなテーマを「知ってほしい!まだあなたが知らない作業療法」と掲げ、宮城県内に勤務されている一番身近な作業療法士の先生方にご講話いただくプログラム構成としました。小児領域のプログラムを組み込めなかったのは残念でしたが、これだけ県内には多様な働き方をしているOTがいることを皆さんに知っていただく機会が出来たことは実行委員として本当に良かったと思っています。視聴者の皆様はどんな感想をお持ちになったでしょうか。また、「知っているようで知らない作業療法」「知っているけど実は進化をし続けている作業療法」など日々の臨床とは違う視点・感性を得られ、作業療法の可能性や作業療法を振り返るきっかけになったらば幸いです。

 一般演題4題・事例報告5題と充実した演題数となりました。たくさんの演題登録があり非常に嬉しかったです。ただ事例報告に関しては、現職者共通研修の申請に必要な条件(Web開催の中で質疑応答、ファシリテーターの有無などへの対応)を満たすために、どのような方法があるのか何度も担当者に確認させていただき、無事に終えることが出来ました。演題登録数が増えると、学会も活発化するので発表者へのサポート体制や後押しが大事だと思っております。今回も後押しをしていただいた諸先輩方、ご協力ありがとうございました。

 最後となりますが、特別講演の先生方はじめ、シンポジウム、ワークショップでご講話いただいた先生方、多大なるご協力にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

県士会ニュース vol.159.2022.11.13

2022.11.13
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① 太白区民祭参加:OTフェスタ

 広報部 吉田和人、相澤祐一

令和4年10月16日(日)あすと長町「森の広場公園」とその周辺を会場に「太白区民祭り」が開催され、PR活動コーナーに宮城県作業療法士会が参加しました。学生ボランティアにも協力を頂き、行列ができるほど多くの方へ作業療法に触れていただける機会となりました。

<スタッフ、ボランティアの方々の記念写真>

今回の内容は

・作業療法・自助具についてのパネル展示:作業療法についてどんな仕事でどんなことをしている職種かを紹介していました。

・自助具体験:革細工でのブレスレッド作りや、小豆を箸で隣の皿に移す訓練体験を行ったり、料理に使用する便利グッズの紹介を行っていました。

・人生会議コーナー:OTRの吉崎伸一先生による、カードゲーム方式でその方の、やりたい事、生きる事、といった事について改めて考えるコーナー。

・利き手ではない手でのスーパーボールすくい

などなど 様々な企画が設置されました。

<自助具体験コーナー>

①今回の区民祭り参加、開催にあたり苦労した点や工夫した点について。

⇒担当するブース(班)に分かれて準備を行い、部の会議などで情報共有を行いました。以前参画した時とは違うコーナーを設けたり、別の事業として展開している「学生支援」の一環として学生とOTRが一緒にボランティアとして取り組める点も工夫しました。

②今回の区民祭り参加で良かった点について。

⇒コロナ禍で激減してしまった「ひととのかかわり」が、イベント運営という作業を通じて学生、OTR同士関わることができました。関わりを通じた「繋がり」に発展できたことは、県士会としての出店意義に沿う形になったと感じています。

③昨年までのコロナ禍での開催と違いについて。

⇒昨年度は区民まつり自体がオンライン開催となり、各種団体の発表の場のみを確保する形にとどまっていましたが、今年度は対面・会場開催という例年に近い形をとることができました。

④感想。

⇒やはり作業に取り組むことで、ひととひととを繋ぎ、交わりを持つことで、コロナ禍で希薄になったものを回復させた点では、今回の区民まつりへの参画は大変有意義なものになったと思います。久々とあって、すぐに元の形にしていくのは難しいが、段階的に今後に活かしていければと考えています。

〈事業部 酒井氏〉

<人生会議コーナー>

各企画へ老若男女を問わず、多くの方にお越しいただき、

「作業療法ってなんだろう?」

「普段何気なく行っていることを片手でやってみるとどうだろう?」

「終わりがある人生でなにがやりたいのだろう?」

作業療法の紹介から人生について考えるようなディープな内容まで幅広い作業療法ついて触れてもらい、楽しさがありながら様々な作業療法を知ってもらえる機会になったと思います。さらに詳しく活動内容を知りたい方は県士会のInstagramを見て頂ければ知る事ができますので是非ご覧下さい。