第24回 宮城県作業療法士学会に参加しました!
宮城県作業療法士会 広報部
来る12月7日、第24回宮城県作業療法学会が開催されました。
仙台市の北部に立地している専門学校仙台総合医療大学校(旧校名:仙台保健福祉専門学校)を会場として開催されました。会場となった専門学校仙台総合医療大学校は緑も多く、爽やかな空気を携えた学術的な取り組みにふさわしい場所でありました。
テーマは「対象者の生活行為に向き合う作業療法」となり、講演、シンポジウムにおいても生活というキーワードにて展開されました。
参加者は学生も含め100名強といった所です、今回は学校で開催されることもあり学生大歓迎でした。

教育講演では、講師の道又顕氏(広南病院)から「急性期・回復期の立場から対象者の生活に向き合う」というテーマで、作業療法という専門職名の言葉の成り立ちから、生活を考えた治療法について論文を踏まえながらのお話をして頂きました。

演題発表では、12編の発表が行われました。発表は急性期から生活支援、機能訓練から就労支援までと幅広い発表となりました。
シンポジウムでは会長の大内義隆氏を司会に迎え、4人のシンポジスト、沢山の事例を交え、病院、訪問看護、精神障害分野と多くの視点から作業療法や生活、制度について発表、意見交換がなされました。

今回の学会では、学生に対しても臨床としての作業療法だけではなく、学問的な観点や県士会員としての取り組みについても繋がりを持てたと感じています。本当に充実した内容の1日でした、今後も皆様の活躍を楽しみとすると共に私自身に対しても良い刺激となりました。ありがとうございました。