令和5年5月28日に令和5年度定期総会が開催され、15名の理事と2名の監事が決定しました!
一般社団法人宮城県作業療法士会 会長就任のご挨拶
会長 大内義隆
2023年5月の定期総会にて会長候補として信任をいただき、その後の理事会にて一般社団法人宮城県作業療法士会会長(代表理事)に選定いただきました。これまで理事として12年間(うち副会長として8年間)活動してきましたが、このたび歴代の会長からのバトンを引き継ぎ第9代会長に就任することとなり、あらためて職務の重大さを認識し、身の引き締まる思いです。
宮城県作業療法士会の定款は、理事会では変更できない組織の根本原則であり、会員の皆様との大切な約束事だと思っています。その第3条には、「県民の保健・医療・福祉の充実及び向上に寄与するため、作業療法士が学術研鑽、技能の向上に努め、リハビリテーションの普及発展を図る」と士会の目的が掲げられています。私は、この目的の達成に向けて、以下の3点に重点を置きながら、士会活動の更なる発展に努めて参ります。
1. 「教育」について
各会員が学術研鑽や技能の向上に積極的に取り組める環境を整えるため、研修会体系を見直し、より自由度の高い参加形式の導入に向けた検討を行います。また、より充実した教育プログラムを提供し、個々の会員の成長をサポートします。
2. 「作業療法士の地位の向上および社会貢献の促進」について
作業療法士が、地域社会でより一層求められる職種として地位の向上を目指し、そして社会貢献の機会を増やしていくために、日本作業療法士協会や他の職能団体と連携しながら活動していきます。
3. 「組織力の強化」について
「組織力の強化」は、すべての活動を推進するために不可欠なものです。士会活動は、会員の皆様からの会費と、士会の各部や委員会などの活動に献身的に取り組む会員によって支えていただいており、役員を含む全ての会員が無報酬で活動しています。このような士会の活動を持続可能なものにしていくためにも、各会員の負担が過度にならないような仕組み作りに努めていきます。
地域包括システムの更なる推進が求められる中、生活行為(活動や参加)の専門家である作業療法士への期待は、大きくなっていると感じています。今後も、会員の皆様と共に、作業療法士の普及発展に取り組んで参りますので、引き続きご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
常任理事(副会長)を拝命致しました
副会長 淀川裕美
この度、令和5年5月28日の役員選挙をもちまして理事を再任し、常任理事(副会長)を拝命いたしました淀川裕美と申します。以後、少しだけ自己紹介をさせて下さいね。
宮城県作業療法士会において理事は2期目(3年目)です。作業療法士になったのは1997年でしたので現在はOT27年目になります。
OTになりたての頃は長野県の病院で3年間勤務をしました。その頃は介護保険が施行される前でしたので、職場の先輩方は、ケアマネージャーの試験を受けるために、診療後も毎日賑やかに勉強会をしており、制度学習会を設けては、私たち新人も混ぜてもらったものです。2000年からは生まれ故郷である仙台に戻り、恩師や学生時代の先輩にも囲まれて切磋琢磨できることに安堵感と誇らしい気持ちを覚えました。
沢山の方々に『仲間』として迎え入れてもらい、御指導を頂けたことが、私の誇りです。
この気持ちを、これからの県士会活動の中に反映させて、作業療法をより一歩前へ、多くの方と手を取りながら進みたいと思っております。
就任の挨拶
副会長 三浦晃
このたび、3期目の就任となりました三浦晃と申します。
一期目では、組織図改編で新設された部局連携室ならびに運転と作業療法委員会を担当いたしました。
二期目では、さらに渉外部も担当させていただき、リハ専門職協会-当士会間の連動制や人選時のフローなどを構築し運用をしました。
このたびの三期目では副会長を拝任し、一・二期目での役割を、今期は担当常任理事という立場で担わせていただくほか、部局連携室室長として、より機能的でフレキシブルな士会運営ができるよう、引き続き部局をまたぐ案件の対応に努めていきます。
また、今期の理事選の宣伝文に示した以下4点を公約として、精力的に進めていきます。
1. ワークライフバランスに応じた士会活動ができるよう、士会活動への様々な携わり方の構築・推進(新規)
2. 本務中における士会活動の是正(新規)
3. 地域包括ケア・地域共生社会・MTDLPに関する活動において、協会-士会および士会内の関連部局間の有機的な繋ぎ役を果たす(継続)
4. 地域支援事業における「作業療法士ニーズの創出・拡大」「ニーズに資することのできる人材の育成」「ニーズと人材のマッチング」の三位一体の推進(継続)
これらを通じ、県内の作業療法士の活躍を後押しできればと考えています。